
こんにちは、よーさんです!
今回も議事を見に来てくださりありがとうございます
今本屋さんに行くと、「本屋大賞受賞作」とラベルが貼られた本がたくさん並んでるのをみることができます。
そうです。本屋大賞の受賞作が決まったんです。
僕は、『生殖記』が受賞してほしいと願い、推してましたが、違う作品が受賞してましたね。
今回は、選考結果と、その結果からの僕なりの考察を書きたいなと思います。
ノミネート作品は10作あり、今回の投票で順位が変わりましたが、多く票を勝ち取った作品はそれだけ魅力を感じる作品だったとわかり、より一層興味を持っていただけるのではないかと思います。
読書習慣の参考になる話となっておりますので、ぜひ最後まで読んでいってもらえると嬉しいです。
今回の記事でこれらのことが分かります。
- 2025年本屋さん大賞の大賞作
- 2025年本屋さん大賞のノミネート作品それぞれの投票数
- 各作品の投票数から見た僕の考察
2025年本屋さん大賞の大賞作品『カフネ』と各作品の投票数


ここから、本屋さん大賞の作品とそれぞれの投票数についてご紹介します。
2025年本屋さん大賞の大賞作品は『カフネ』
今回の「本屋さん大賞」で大賞を取ったのは阿暁子さん著作の 『カフネ』(講談社)でした。
獲得投票数は581.5点です。
本屋さん大賞を決める二次投票では大賞を決める投票を書店さんから336カ所、初店員さんから441人から行われたので、合計777(すごいゾロ目ですね)の投票がされております。
投票には1〜3位をそれぞれ選び、1位には3点、2位には2点、3位に1.5点獲得できるので、全体で5050.5点があります。
つまり、今回の1位は全投票数の約10%を獲得してることになりますね。
Amazonでのレビューも688ある中で(2025年5月現在)、4.5点あり高評価です。
今回Amazonと楽天ブックスで価格を見てたのですが、電子書籍だと価格が紙の本より安くなることが多いのに、今は電子書籍の価格と紙の本の価格が同じになっていました。
価格が同じでも売れるほど人気なのか、「本屋さん大賞」の大賞を獲得して売り時だからあえて価格は下げてないのかなと思いますが。
ノミネート作品のそれぞれの投票数
続いて2位に選ばれたのが早見和真さん著作の『アルプス席の母』(小学館)、獲得点数は353点です。Amazonレビュー数397で4.6
3位は野崎まどさん著作の『小説』(講談社)、獲得点数345点でした。Amazonレビュー数131の4.3
以後、残りの順位となります。
- 4位 禁忌の子 山口未桜(著) 東京創元社323点 Amazonレビュー590の4.2
- 5位 人魚が逃げた 青山美智子(著) PHP研究所 234.5点 Amazonレビュー210の4.3
- 6位 spring 恩田陸(著) 筑摩書房 228点 Amazonレビュー175の4.0
- 7位 恋とか愛とかやさしさなら 一穂ミチ(著) 小学館 223点 Amazonレビュー264の4.1
- 8位 生殖記 朝井リョウ(著) 小学館 219点 Amazonレビュー570の4.3
- 9位 死んだ山田と教室 金子玲介(著) 講談社 196.5点 Amazonレビュー179の4.1
- 10位 成瀬は信じた道をいく 宮島未奈(著)
新潮社 163点 Amazonレビュー3294 の4.7
順位を予想されていた方は、予想通りの結果になりましたか?
僕も当たったものもあれば予想外のものも多くありました。
次に、実際の順位に対し、僕の考察していきたいと思います。
本屋大賞の結果についてよーさんの考察


今回、ノミネート選考の段階で、どれが1位になるか予想が難しかったです。
なぜなら、ジャンルが小説の中でもバラバラであることや、投票者はどんな人なのか「本屋さんと本屋さんの店員さん」という情報しか無く、本屋さんで働く方は男女比で女性の方が多いので女性の投票が多いのかなと投票する方の予想する必要がありました。
それでも、タイトルの特徴性やあらすじ、本屋さんで取り扱う冊数が他の作品より多く見られたので僕は『生殖記』が大賞と予想してました。
しかし、実際は8位。物語の主人公(?)が男性のあの部分であるため、今日考えられにくかったのかなと考えました。
また、同性愛者のことを扱った内容で、僕も実際に読んで「なるほどなぁ。こういった事を考えて生きているのか」と知らなかった生き方を知れて勉強になった作品でしたが、難しい内容だったので選ばれにくかったのでしょうか。
今回「本屋さん大賞」を受章した『カフネ』は、表紙デザインがおしゃれで、今時風だなと思いました。
しかし、弟が亡くなることから始まる物語なので、読まれる読まれないとハッキリ分かれそうだなと思い、大書にはならないだろうなと考えました。
ところが、予想は大きく外れて反響が大きく、「本屋さん大賞」に選ばれているのを見て、10作からも予想することがいかに難しいか思い知ることができました。
次に『成瀬は信じた道をいく』ですが、昨年の「本屋さん大賞」受賞作で、前作の『成瀬は天下を取りにいく』は本屋さんによく並んでいたので注目度も高いです。
注目度は高いですが、2年連続『成瀬シリーズ』の作品を受賞させるとは思えず、タイトルを見た時点ですぐ「本屋さん大賞」予想から外しました。
長々と書いてしまいましたが、ノミネート作品が発表されてから本屋さん大賞発表までの期間に本屋さんに置かれている作品の状況、あらすじ、表示デザイン、アマゾンレビューから見た僕の予想は↓の感じでした。
「何この順位?!」「こいつ見る目ねぇわ」とたくさんご意見出てくるかと思いすが、初心者が考えた内容なので、どうか多目に見て頂けたらと思います。
- 1位 生殖記 朝井リョウ(著)
- 2位 アルプス席の母 早見和真(著)
- 3位 カフネ 阿部暁子(著)
- 4位 恋とか愛とかやさしさなら 一穂ミチ(著)
- 5位 人魚が逃げた 青山美智子(著)
- 6位 成瀬は信じた道をいく 宮島未奈(著)
- 7位 禁忌の子 山口未桜(著)
- 8位 死んだ山田と教室 金子玲介(著)
- 9位 spring 恩田陸(著)
- 10位 小説 野崎まど(著)
予想外だったのは、僕が順位が低いと予想していた『小説』が第3位だったことや、人気の高い『成瀬は信じた道をいく』が最下位だったことです。
『アルプス席の母』がたまたま一致してたり、『カフネ』が高順位なの等当たってましたが二次選考の時期にこの予想ランキングを出してないと後出しになってしまい、出すタイミングを失敗してしまいました。
僕の今回の考察は以上です。
今、「本屋さん大賞」を受章した『カフネ』は大きく注目されていて、平積み(本を寝かせて積み重ねるようにして並べること)しているお店が多いです。
また、Amazonや楽天でも調べましたが、どちらも紙の本よりも安くなる電子書籍の値段が紙の本と同になっていて、値段が高くても売れているという白熱さを感じました。
ぜひ、皆さんも『カフネ』を読んでこのブームに乗りましょう!
まとめ


こうして本屋さんのイベントは、興味・関心を持って見てみると楽しめる事ができ、本の業界を盛り上げようとされていることが伝わってきますね。
僕もどんどん本屋さんの他のイベントに触れて、さらに本に関わる機会を増やしていきたいなと思います。
これで今回の「本屋さん大賞」の記事は一旦終わりで、また色々な記事を書いていこうと思いますので、皆様読むのをお楽しみに。
それでは、最後までお読み頂き、ありがとうございました。
また、次回の記事でお会いしましょう。