
こんにちは、よーさんです。
今回は読書感想文記事です。
よく空いた時間に行く本屋さんですざ、『感謝』や『ありがとう』といった、「相手を思いやる言葉」が書かれた本をよく見かけますね。
見かけるたびに「感謝か。」て思うのですが、皆さんは日頃誰かに感謝の気持ちを持ち、その気持ちを言葉で伝えられていますか?
「ありがとう」て伝えたら、自分は「感謝」を伝えられるし、相手も「感謝」を受けて気持ちが良くなり、ポジティブな空間がつくられていき、良い雰囲気•関係の構築に繋がっていきますね
僕は、妻や、周りにいる人に「ありがたいな」て、思う時が多いのですが、恥ずかしがり屋と言うか、シャイと言うか、ダメ人間なところがあり、言葉で伝えるのがなかなかできてないので、日々言えるように意識してます。
そんな僕みたいになかなか「感謝」の気持ちを持つ•伝えるのが苦手な人が、「感謝」を伝える「マインド(気持ち)」を作っていくのにおすすめな本を今回ご紹介していきますね。
この本がおすすめの人
- ① ネガティブな考えが多い人
つい悪いところばかりに目がいってしまい、他人や環境にイライラしがち
→ 感謝を意識することで、ポジティブな視点が育ちます。 - ② ストレスがたまりやすい人
仕事・育児・勉強など、日々プレッシャーを感じる
→ 小さな「ありがとう」を見つけると、心が軽くなります。 - ③ 幸せを感じにくい人
「なんとなく満たされない」「もっと何かが必要だ」と思うことが多い
→ 感謝の習慣で、「もう持っている幸せ」に気づけるようになります。 - ④ 人間関係がうまくいかない人
他人への不満が多くなる
→ 感謝を伝えることで関係がやわらかく、あたたかくなります。 - ⑤ 自分を責めがちな人
「自分なんて…」と自己肯定感が低い
→ 感謝の対象を「自分自身」に向けると、自信が回復しやすくなります。
本の概要
- 書名 「ありがとう」の教科書 良いことばかりが降り注ぐ感謝の技術30
- 著名 武田双雲
- 出版社 すばる舎
- 発行年月日 2022年6月27日
- ページ数(単行本) 208
- 価格(単行本) 1430円
どんな内容の本?〜本の要点〜


この本は、書道家・武田双雲さん(1975年生まれ)が2022年7月に刊行した自己啓発書です。感謝を「習慣」として身につけ、日常を豊かにする具体的な技術を30項目にわたり紹介しています。
「感謝は技術」は習慣で身につく
感謝の言葉を習慣化することで、言葉→脳→行動という心理の仕組みにポジティブな連鎖を起こすことができると説きます。
「先出し感謝」の効果
何か好機が来てから感謝するのではなく、自分から先に感謝を発すると、そのエネルギーが回り回って良い出来事を引き寄せる効果があるとしています。
フェイク感謝もOK
心からの感謝でなくても、形式として言葉にして続けているうちに、自然に本物の感謝へと育つ「フェイク感謝」の考え方も紹介。
自分自身への敬意
「自分を神社化」して、自分に手を合わせて「ありがとう」と言う習慣で内面の肯定感を育む方法が含まれます。
日常を感謝の視点で感じ直す
道具や食事、呼吸、掃除など日常の行為を「神事」のように意識し、感謝を伴わせて行う提案が多くの項目に該当しています。
作者について


武田双雲(たけだ・そううん)さんは、日本を代表する 書道家かつ 現代アーティストです。
熊本県出身、1975年生まれ。3歳から書家の母・武田双葉氏のもとで書を学び、その後東京理科大学を卒業し、NTTに入社。
約3年勤務し、独立して書道家の道へ転身しました 。
書道家としての活動
書道家として国内外で活躍し、書、アート、文化発信など幅広い活動を通じ、「感謝」を実生活で生きた哲学として発信しています。
活動内容では
◯路上でのパフォーマンス書道からキャリアをスタートし、大きな文字を即興で仕上げる「ライブ書道」で注目を集め、多くのメディア出演や講演へとつながりました 。
◯映画『春の雪』『北の零年』、NHK大河ドラマ『天地人』の題字や、スーパーコンピュータ「京」や世界遺産「平泉」のロゴ・題字も手がけています 。
◯書道と並行し、カンバスや金箔を用いた現代アート作品を制作。静と動を融合させたスタイルが特徴です 。
著書と伝えるメッセージ
著書は60冊以上。『ポジティブの教科書』『「ありがとう」の教科書 良いことばかりが降りそそぐ感謝の技術30』『疲れない!!』などがヒットしています 。
書道初心者向けや感謝・ポジティブ思考の発見など、日常で実践しやすい教えが人気です。読者からは「幸運体質になる」「感謝の気持ちを深められる」との声が多く寄せられています。
読書感想文(1187文字/1200 文字)


武田双雲さんの『ありがとうの教科書 良いことばかりが降り注ぐ感謝の技術30』を読んで、私は「ありがとう」という言葉は、単なるお礼の言葉ではなく、人生を明るく照らし、周りの人にも幸せを広げる力を持っていると気づかされました。
本書では、武田双雲さんが実践してきた感謝の習慣を、30の技術としてわかりやすく紹介しています。その中でも特に印象に残ったのは、「小さなことにもありがとうを見つける」という考え方です。たとえば、朝目覚められたこと、ご飯を食べられること、天気がいいこと、家族がそばにいること…当たり前すぎて気づかない日常のひとつひとつに、感謝の種が隠れているというのです。
私は普段、何か特別な出来事があったときだけ感謝をしていたので、この考え方は新鮮でしたし、心が少し軽くなるような感覚を覚えました。
また、「ありがとうは先払いできる」という技術にも心を打たれました。これは、まだ起きていないこと、これから望むことに対しても「ありがとう」と先に感謝することで、良い未来を引き寄せるという考え方です。正直、最初は半信半疑でした。しかし、試しに翌日の仕事がうまくいくことを想像して「ありがとう」とつぶやいてみたところ、不思議と気持ちが前向きになり、当日も落ち着いて行動できたのです。
さらに、武田さんは「ありがとうは相手を変えるだけでなく、自分も変える」と書いています。私は今まで、ありがとうは相手へのお礼のために言うものだと思っていました。しかし、ありがとうをたくさん言うことで、感謝の気持ちが自分の中にどんどん積み重なり、物事の良い面を自然と探すようになるというのです。これは実際に体験してみてよくわかりました。たとえば、雨の日に「なんで雨なんだ」と思う代わりに、「植物にとっては恵みの雨だな、ありがとう」と考えてみると、不思議と嫌な気分が和らぎました。感謝の言葉は、相手を喜ばせるだけでなく、自分の心をも優しく整えてくれるものだと実感しました。
この本を読み終えて、私は「ありがとう」をもっとたくさん使いたいと思いました。これからは、ただ口にするだけでなく、心の底から「ありがたい」と感じる瞬間を見つけていきたいです。そして、良いことがあったときだけでなく、嫌なことや困難な出来事にも、何かしら感謝できる点を探す習慣を持ちたいと思いました。
武田双雲さんは書道家として成功されている方ですが、その根底にはこの「ありがとうの力」があるのだろうと感じました。人とのつながりを大事にし、日々の出来事すべてに感謝する姿勢が、周囲に良い影響を与え、良い出来事を引き寄せるのだと思います。これから私は、日常の中で意識して「ありがとう」を見つけ、言葉にして、心から感謝を伝えていきたいです。そうすれば、私自身の心も明るくなり、周りの人にも良いエネルギーを広げられると信じています。
まとめ


「ありがとう」「感謝」を題材にした今回の本、皆さん紹介を読んでいかがでしたでしょうか?
職場の同僚や友達からの善意の行動、はじめは「ありがとう」て言葉が出てたと思うのですが、仲良くなり距離が近づくことでだんだん言わなくなってきていませんか?
この本は、相手との関わり方や自分の気持ちを振り返るのにとても良い本でした。
相手を変えるのはなかなかに難しいですが、自分を変えるのは相手を変えるのに行いやすいです。自分が変われば、新しい視点から環境•世界を見つけやすくなり、より楽しい生き方を掴むきっかけになります。
この本は、僕にとって「読んで良かった」と思える本でした。皆様にとっても「読んで良かった」と思える本であることを願っております。
それでは、最期までお読み頂き、ありがとうございました。
今後も、記事を読んでくださった方が「感謝」を感じられるような記事を書けるよう頑張っていきます。