この記事では、kindleの電子書籍と紙の本のおすすめの使い分け方をご紹介していきます！
よーさんこんにちは、よーさんです！
「読書をする」には、大きく分けて２つありますよね。「紙の本で読む」のと「電子書籍で読む」。
でも、
実際どっちのほうがいいの？
両方を使いたいけど、使い分け方を知らない・知りたい
電子書籍って、実際使ってみてどうなんだろ？
使い慣れている紙の本で読むのが一番なんじゃないの？
と、様々な感想があると思います。実際、両方の本を読んできましたが、それぞれに特徴があり、それぞれに便利も不便もあると感じます。
なので、僕は「目的に合わせて使い分け」をして、両方のメリットを上手に活用するのが一番いいと考えています。
そのため、今回は「どんな時に紙の本」「どんな時に電子書籍」を使用するのがいいか、使い分け方の話をしていきたいと思います。（※紹介する「電子書籍」は「kindle」に沿ってお話をしていきます）
この記事がおすすめの人！
- 紙の本とkindleのそれぞれの特徴を知りたい人
- 紙の本とkindleの使い分け方を知りたい人
紙の本と電子書籍「Kindle」それぞれのメリット・デメリット
具体的な使い分けの説明の前に、それぞれの特徴としてどんなメリット・デメリットがあるかお話をしていこと思います。それぞれの特徴をつかめてから知ると、目的もつかめやすくなると思います。
紙の本のメリットー「使いやすさ」「コレクション」
- 読んだ本を集めてコレクションにできる：読んだ本を本棚で保管すれば自分がこれまで読んできた本がコレクションになります。
- アンダーライン、書き込み、付箋といった工夫がしやすい：参考書や教科書といった学習用の本に便利な、本に直接書き込みや、見やすくするためにアンダーラインを引く、付箋をしおりのように目印にして、開きやすくするといった工夫がしやすいです
- 初版による恩恵を受けられる：ライトノベルといった、初版限定でカバーがリバーシブル仕様になっている本があり、いつ作られた本かで同じ値段でもお得を受けられる時があります。また、「初版」というだけで同じ本でも価値が上がることもあります
- 本の傷といった「いたみ」が思い出になる：本を読んでいる時にできてしまった「傷」や、本のパージを開きすぎてできてしまった「本のクセ」といった、使用していたことでできた本の「いたみ」は、本を触ることで「ああ、この時こんなことあったな」と思い出を振り返るきっかけになります。
- 文字が読みやすい：紙に印刷された「文字」は「本物のインク」でできているため輪郭もはっきりとしており、読みやすくなります
- 目が疲れにくい：スマホやタブレットといった光を発しているわけではないため、刺激が少なく目に優しいため疲れにくくなります
- 売却できる：読み終わった本が「人気のある本」や「発売されたばかりの本」なら、本を売ってその金を次回の本代に当てれば次の本も安く買えます。読書家の中には「中古の本を買って読んで、読み終わったら売る」と、お得に読んでいる方もいらっしゃいますね。
- 端末のバッテリー残量を気にせず読める：紙の本には「バッテリー」がついていないので、電池残量を気にせず読むことができます。そもそも、スマホやタブレットが必要ないです。
- ページをめくるので、今本をどれくらい読んだか見てわかる：紙の本は、ページめくりがしやすいので、本の厚みで今何割くらい読めたかわかりやすいです。また、興味のない部分を読み飛ばすのも行いやすいです。
- 本文の「言葉」以外の特性がある：フォントのデザイン、紙の質感（触ってサラサラ・つやつやしてるか、紙が硬い・軟らかい）」といった本文の「文字」以外にも本の特徴がある
- 記憶に残りやすい：本のインクで書かれた「文字」を読むので、文字を集中して読みやすく、集中して読むことで記憶にも残りやすいです
紙の本の一番の特徴は「使いやすさ」でしょう。スマホやタブレットを必要としないため、他のアプリといった本以外の情報が入ってきづらく、本に集中しやすいので頭に入りやすい事、メモや付箋など見やすい工夫もしやすいです。陳列すればコレクションに、売ればお金になるなど、自由度が高いですね。
よーさん本棚に本を並べたとき、「ああ、自分はこんなに本を持ってるんだ」て達成感や満足感に繋がりますよね。
紙の本のデメリットー「かさばる」「管理大変」
- 読み始めるために時間と手間がかかる：紙の本は、読むために自分の手元にある必要があります。本屋さんならお店に行く手間と移動時間、ネット通販は商品到着までの配達必須をかけないと読むことができないです。
- 在庫が無い、売り切れの場合がある：いざ本屋さんに行ってみても「うちでは取り扱ってないんですよ」や「取り寄せの場合、1週間かかります」等、時間をかけて行っても買えない時があります。
- 保管の場所が必要：読み終わって、すぐに手放すなら問題ないですが、残す場合は本を管理する「本棚」といった場所が必要になります。また、本棚も買う必要があると、管理するだけでもお金がかかります。
- 保管に手間がかかる：日差しがあると日焼けして色褪せてしまう、湿気があるとカビの原因にもなり管理が大変になることも。また、管理が不十分だとホコリやカビを餌にチャタテムシといった虫が来る原因になります。
- 時間と共に劣化する：光の当たりにくい場所で保管してるのに紙の変色、色あせ、ノリが割れて本が割れるといったことも長く保管することで起きてきます。
本も「物」であるため、手に入れるまでが大変だったり、手に入れても保管のための場所・環境が大切だったりと不便を感じるところがあります。
しかし、「あまり長い期間保持しなくていい本」や「どこにでも売っている本」、例えば資格の本といった学習用の物だったらこのデメリットは感じにくくなりますね。
よーさんまた、僕が本棚を手放すきっかけになった話なのですが、本棚で保管していた本が地震で総崩れした時「今後地震が来た時に危険だな」と感じ、ほとんどの本と一緒に手放しました。
電子書籍「Kindle」のメリットー「持ち運び自由」「管理しやすい」
- 片手で読める：スマホやkindle端末で本を読めば、スクロースすればページをめくれるので通勤電車といった狭い場所でも読みやすいです。
- 持ち運びが楽：普段持ち歩いているスマホやタブレットに「kindle」アプリを入れて電子書籍を持ち運びができるので、紙の本ではできない何百冊・何千冊の本を一度には持ち歩けます。
- 価格が安い：値段を自由設定できるので、紙の本よりも値段が安かったり、セールで半額といった紙の本ではできない買い方ができます。
- 保管に物理的な場所を取らない：スマホタブレットなど端末内で保管しているので、「本のための場所」といった物理的な保管場所が必要ないです。
- 文字のサイズを変えられる：紙の本だと印刷された大きさの文字で読まないといけませんが、電子書籍なら大きくしたり小さくしたり、文字のサイズを変えられます。目が疲れて文字が見えにくい時には文字を大きくして見やすくするといったことが可能です。
- 読みたい時にすぐ購入し読書開始できる：ストアで読みたい本が見つかった時、購入しダウンロードが済めばすぐに読めるので「購入」を押して１分後には本を読み始められます。
- いつでも読みたい本を好きなだけ読める：「今日は気分上げたいからコメディ系の本」「今日はマーケティングのことを知りたいからマーケティングの本」と、自分に合わせて自由に本を読めます。同じ読書期間に複数の本を読むのも本の切り替えがしやすいため可能です。
- 取り扱い商品の売り切れがない：電子書籍は「本のデータ」を読んでいるため、「在庫切れ」「取り寄せ」の心配がないです
- kindle独自の機能がある：「読んでいる本が何％読み終わったか」「読書週間の記録」「ページのハイライト」等、読書の便利な機能があります。また、読んでいる最中に「漢字の読みがわからない」といった調べたい文字・分をすぐに検索できる「調べる」機能があります。
- 読み放題のサブスクがある：月額料金さえ払ってしまえば本が読み放題のサブスクがあります。これに入ることで毎月の本代がサブスク代だけに抑えることも可能です。
やはり一番の特徴はどこでも読める「手軽さ」でしょうか。いつも持ち歩いてるスマホに入れて読めるので出かけ先でも読書のために物が増えないのも大きいですよね。保管の場所もとらないので「ミニマリスト」の方にもおすすめですね。
よーさん最近では、街の図書館も電子書籍のサービスを始めた市町村も増え始めています。電子書籍の普及が進めばいずれ紙の本を取り扱う「図書館」は縮小・無くなっていくようになる未来が近い将来きそうですね。
電子書籍「Kindle」のデメリットー「手触りがない」「覚えにくい」
- 端末のバッテリー切れで読めない事も：Kindleが入っているスマホやタブレット、Kindle端末がバッテリー切れしていると電子書籍が開けず、読めなくなります
- 書籍の売却ができない:「本を売ってお金を増やす」ができないので、本の買い過ぎには注意が必要です
- 電子書籍化されていない本がある:多くの本は電子書籍化されていますが、著者•出版社の許可が出てない本や古い本は電子書籍化されていない本があります。
- 「本の内容」以外の特性がほぼない:本の中の内容は紙の本と同じく見れますが、紙の本にある「本の手触り」「本の匂い」といった「物としての存在感」が感じにくいです
- 記憶に残りにくい:これは電子書籍で有名な話ですが、スマホやタブレットに表示される文字は「液晶の画面の光」であり、脳は光のほうに強く反応してしまい、読書に集中しきれなくなります。
手軽に管理•持ち運びができる反面、実物がないため所有感が感じにくい事や、使用する端末によっては内容が頭に入りにくい（紙の本より1〜2割記憶量が減る）といったデメリットがあります。
よーさん実際に電子書籍を使っていて、スマホやタブレットだと文字に目が集中するのに紙の本よりも時間がかかるように感じますね
「紙の本」と「kindle」を使い分け方〜それぞれの特性を上手に使おう〜
それぞれの特性をまとめると、
- 紙の本：内容が記憶に残りやすいが、購入の手間と保管が大変
- Kindle：購入と保管が楽だが、紙の本より内容が記憶に残りにくい
となります。
それぞれ特性があるので、「特徴」や「本を読む目的」に合わせてどちらで本を読むのか一番良い方法ですね。
「紙の本」と「Kindle」のおすすめの使い分け方
おすすめの使い分け方をご紹介します。
紙の本で読む
- じっくり読みたい・書き込みたい本
- 絵や図が多い本
- 手元に置いておきたい本
- 後で売りたい本
Kindleで読む
- 持ち運びしたい本
- かさばる本
- すぐに買って、読みたい本
- セールや無料配信された本
基本的にKindleを使用して読書し、メモを直接書き込みたい本や読んでいる途中に読み返しがしたくなる本は紙の本を使用するのがおすすめです。
「いやいや、特徴だけでわかるかーい!」てなりますので、どんな本がそれぞれ合うか書いていきますね
「紙の本」と「Kindle」それぞれどんな本が向いているか
紙の本
- じっくり考えたい・書き込みたい本【ビジネス書、自己啓発書、勉強系の本など】： ページ全体を見たい、マーカーで線を引く、メモをしながら読む際に向いています。また、本やノートなど様々な場所にメモを記入するのではなく、本だけに書くようにすると本1冊あれば勉強もできるようになる事や勉強に必要な物も減らせるので便利です。
- 絵や図が多い本【料理本、写真集、絵本など】： 紙のほうが色の再現がきれいで、レイアウトも見やすいです。また、電子書籍で見開きにすると画面内で２ページ分表示されるので１ページが小さくなり見えにくくなります。紙の本なら見開きでも小さくなることは無く見やすいです。
- 手元に置いておきたい本【コレクションにしたい本、思い出の作品など】→ これだけ集められたと実感して嬉しい本はコレクションとして所有するのにいいですね。また、「一番大好きな映画の原作」や「彼女・奥さんと一緒に資格勉強のために買った本」といった、思い出は『形』で残すと思い出を思い返しやすくなりますので、大事にしたい本は手元に残しておくと良いですね。
- 読んだ後に手放す本【売却・処分・貸す・譲渡する本】→読書後に「次の人が読める」ようにするには紙の本が最適です。本を相手に渡せばその人が本を次に読むことができます。電子書籍は書籍を読めるアカウントを持っていないと読めませんし、個人使用を超える使用方法は禁止されています。
Kindle
- 手軽に読みたい本【小説、ライトノベル、ビジネス書の軽めなもの】→ 通勤中や寝る前など、すき間時間でいつでもすぐ読みたい時に便利です。また、スマホやタブレット、kindle端末といったかさばらない物で読めるので持ち運びにも良く、外出先でも読みやすいです。
- 持ち運びが大変な本【ページ数が多い・分厚い本歴史小説、大型シリーズ、全集など】→ 紙の本だと重くて持ち運ぶのが億劫な物でも、電子書籍なら重くなく・かさばらないので読むのも楽です。
- すぐに買って、読みたい本【新発売、話題で品切れの本、今すぐ必要な本】→kindleだと新発売の本なら「予約購入」ができるので、発売日の０時になったら自動で購入処理・ダウンロードしたもらうこともできます。また、本屋さんで人気がありすぎてなかなか買えない本も電子書籍は「在庫切れ」になる心配はないのですぐに買えます。
- 安く・気軽に試したい本【Kindle Unlimited対象本、セール本など】→ 紙の本だと低下で必ず買う必要がありますが、kindleなら「セールでの値引き」や「サブスクによる読み放題」により、本を購入するよりも気軽に本を試すチャンスがあるので、そういったサービスを利用して読んでいくのもいいですね。
まとめ
今回の記事は、「紙の本」と「kindle」の上手な使い分け方をご紹介するために作成しました。 両方を使い分けて「本を楽しむ」ことが一番にできたらいいのかなって思います。もちろん、本の楽しみ方は人それぞれなので
それでも私は電子書籍だけで本を読んでいます
やっぱり紙の本が自分には合っている
等、みなさん思うことは違うかもしれません。
今回の記事は、「こういう使い方もあるんだ」て知って頂ける機会になれていたら嬉しく感じます。
よーさん最後までお読み頂きありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。
