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読書感想文『夢をかなえるゾウ1』〜新しい本探しの参考に〜

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よーさん

こんにちは、よーさんです。

 今回も記事を見に来てくださり、ありがとうございます。

 今回から、自己啓発本で取り上げたオススメ本3作品から厳選して「読書感想文」でご紹介していきます!

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 今回紹介するのは、「夢をかなえるゾウ」です。

 僕がこの本を知ったのは仲の良い人から「この本いいよ」と紹介してもらい、本屋さんで買ってみたことが出会いでした。

 実はこの本、2回買っています(汗)。1回目は仲の良い人からの紹介で約10年前に本屋さんで買ってみたのですが当時の僕にはピンとこなくて、読むのを途中で辞めて手放してしまいました。

 そして結婚し、ライフスタイルが変わって「また読んでみたいな」と思い、2年前にKindleで買って読んでみたらグイグイ本のストーリーに惹かれていって、あっという間にシリーズ5冊全て読破しました。

 良い本だなと感じた購入2回目の読み終わった時に「1回目に買った時手放さなければ」とものすごく悔やまれました。

 そんなよーさんが2回買った本を皆さんにも読んでいただきたいなと思い、今回紹介していきます!

 今回の読書感想文では、5冊ある全ての本の読書感想文ではなく、1作目の『夢をかなえるゾウ1』について書いていきます。

目次

本の紹介の前に〜シリーズごとのテーマを知ってみよう〜

 前回の記事でも触れましたが、シリーズごとにテーマが決まっています。

 それぞれどんなテーマなのかご紹介していきますね。

1巻 『夢をかなえるゾウ』〜成功と自己成長〜

テーマ:成功と自己成長の基本
→ 「成功するためにまずは行動しよう」という初心者向けの自己啓発です。


 ガネーシャが出す課題も「靴を磨く」「トイレ掃除をする」みたいに、誰でも今日からできる小さなことが多いので、「変わりたいけど動けない人」向けです。

2巻 『夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神』〜お金〜

テーマ:お金と幸せの関係
→ 成功とお金の話が中心。でも「お金=幸せじゃない」という深い気づきもくれる内容です。


 貧乏神・幸子さんが登場して、お金への執着や考え方を見直す話になります。

3巻 『夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え』〜仕事〜

テーマ:仕事と使命(自分の役割)
→ 「自分の本当にやりたい仕事ってなんだろう?」と悩む人向けです。


 ブラック企業で働く主人公が、自分の使命(天命)を考えて動き出す話になります。「ただ成功したいだけじゃない。意味のある仕事をしたい」って人に刺さる内容です。

4巻 『夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神』〜死と生き方〜

テーマ:死と生き方
→ 「もし自分が明日死ぬとしたら、どう生きたい?」というテーマです。


 死神が登場して、「後悔のない人生」にするための考え方と行動を教えてくれます。
「人生の終わりを意識すると、今どう生きるかがクリアになる」という話です。

0巻『夢をかなえるゾウ0 ガネーシャと夢を食べるバク』〜夢の見つけ方〜

テーマ:夢の見つけ方、自分の「やりたいこと」探し

→ これまでのシリーズは「夢をかなえるための行動」や「使命を果たすための考え方」でしたが、今回は「そもそも夢ってどうやって見つけるの?」というもっと手前の話です。
 「やりたいことがわからない」「夢がない」と悩んでいる人に向けて書かれています。

 そのため、これまでは何かの目的に対して行動を目指す本でしたが、今回は目的を見つける本なので、シリーズの中でもちょっと特別な立ち位置です。

 バクという新キャラ(夢を食べる動物)が登場して、「夢を見つける方法」や「自分の願いに気づく大切さ」をガネーシャと一緒に教えてくれます。

 そのため、「夢をかなえたいけど、そもそも何が夢かわからない…」って人には一番やさしい入り口になる本ですね。読む順番も「0巻から始めるのもオススメ」と言われています。


 

 テーマごとにしっかりと話が分かれてて、同じガネーシャでもやる行動が全然違ってきます。

 ぜひ皆さんも一緒に全巻読破しましょう!

 ちなみに、有名な本なので図書館で蔵書されてることも多く、図書館を利用すれば無料で読めます。

 それでは、そろそろ今回の記事の本題にに入っていきますね。

作品紹介

  • 書名        夢をかなえるゾウ1   
  • 著名        水野敬也
  • 出版社       文響社
  • 発行年月日     2007年8月11日
  • ページ数(単行本)  357
  • ページ数(文庫本)  402
  • ページ数(Kindle) 410
  • 価格(単行本)    1595 円
  • 価格(文庫本)    968円
  • 価格(Kindle)    949円

あらすじ

 この話は、仕事も毎日の生活もなんだかうまくいかない『僕』が主人公。
 その人は「すごい人になりたいな」「夢をかなえたいな」って思っているけど、ついダラダラしてしまって、なかなか頑張れない。

 ある日、彼の前に「ガネーシャ」というゾウの顔をした神さまが現れる。ガネーシャは関西弁でしゃべる、ちょっと面白い神さま。
 ガネーシャは「夢をかなえたかったら、毎日これをやってみなさい」と、小さな課題を1つずつ出していく。

 その課題は、「くつをピカピカにする」「コンビニでおつりを募金する」「人を笑わせる」みたいな、簡単そうに見えることばかり。

 でも、それをコツコツやっていくことで、少しずつ毎日の生活や考え方がよくなっていく。

 最初は「なんでこんなことするの?」って思っていた主人公も、だんだんガネーシャの言うことを信じて頑張ようになる。そして最後には「夢をかなえるってこういうことなんだな」って大事なことに気づく。

こんな人におすすめ

夢を叶えたいけど、何をしたらいいか分からない人

 自分がどうなりたいか目標や夢はあるけど、どう動けばいいか分からない人におすすめです。

 ガネーシャが一歩ずつその日から取り組める課題を教えてくれます。 

やる気はあるのに、なかなか続かない人

  小さなことから始めていいんだって勇気がもらえます。

 「募金箱に募金する」「トイレ掃除をする」など、小さなことでも積み重ねる大切さを教えてくれます。

自己啓発の本はむずかしくて苦手な人

 自己啓発本には、難しい言葉が出てくることがありますが、ガネーシャと主人公を中心にお話が進んでいくのでわかりやすく、また面白くて笑えるので、本を読むのが楽しくなります。

 また、よくある「自己啓発本でやることはわかった!」となってから実際に動くのは気がなかなか起きないってなりやすいですが、動きやすい課題中心なので動くのもしやすいです。

もっと自分に自信をつけたい人

  小さな成功を積み重ねることで、自分を好きになれるヒントがあります。

 目標を立てる時、「ミス1つなく仕事する」など難しい目標を立てても達成ができずに自信が亡くなる人がいますが、「簡単な目標を立てていくのでもいいんだ」て気づきにもなります。

 いきなり難しい目標はたてなくていいんです。

 簡単な小さな目標から始めて、達成できたら「明日はもう少しレベルアップした目標を」て少しづつ高い目標へ進めば自信も着くし、次への意欲も出てきます。

仕事や勉強に疲れている人

 純粋に、自己啓発本としてではなく、主人公とガネーシャの小説として読むのも楽しめていいですよ。

 ガネーシャのゆかいな話し方に元気をもらえます。

 神様なのに神様っぽくないガネーシャを見ているのも楽しめて、明るい気持ちになれます。

読書感想文(1196文字/1200文字)

 水野敬也さんの『夢をかなえるゾウ』を読んで、私は「夢を叶えるって、そんなにむずかしく考えなくていいんだな」と感じた。
 なぜなら、これまで私は「夢を叶えるには、すごい才能や特別な努力が必要なんだろう」と思いこんでいたが、この本を読み、それは間違いだったと気づいたからだ。

 物語は、仕事も生活もうまくいっていない普通の会社員の人が主人公である。
 彼は「今のままじゃだめだ」「変わりたい」と思っているのに、なかなか行動にうつせず困っている。
 そこに関西弁を話すゾウの神様・ガネーシャが現れて、「夢を叶えたいなら、毎日小さな課題をこなしていきなさい」と教えてくれるのが始まりだった。

 課題は「靴を磨く」「コンビニでおつりを募金する」「人を笑わせる」など、とても簡単なものばかり。
 私は読んでいて、「こんなことで人生が変わるの?」と不思議に思った。しかしガネーシャは「こういう小さなことをコツコツやる人が、やがて大きなこともできるようになるんやで」と教えてくれた。

 また、「トイレ掃除をする」「約束を守る」「誰かの長所を見つけてほめる」という課題もあった。
 これらの課題を見て、私は「夢を叶えるって、人との関係を大事にすることでもあるんだな」と考えた。
 なぜなら、人から信頼される人になることや、人を大切にすることが、結局は自分の人生を豊かにしていくんだと気づく事が出来たからである。。

 ガネーシャの課題はどれも実際にやろうと思えばすぐできるものばかりだった。
 だからこそ、「今の自分でも始められる」「できることから少しずつやってみよう」と思わせてくれた。
 自己啓発の本はむずかしい言葉が多く読みにくいこともあるが、この本はガネーシャの関西弁やおもしろい会話により、楽しく読み進めることができた。

 最後に主人公は、「成長する」ということは「もっと簡単で、手軽に楽しみながらやるものなんだ」と気づく。
 「成長する」とは、「自分を変えないといけない」と意識して力みすぎる必要はないと主人公を通して知ることができた。

 この本を読んで、私は「よし、私もまず身近なことからやってみよう」と思えた。
 たとえば靴をきちんと磨く、人に「ありがとう」と言う、だれかを笑わせる。
 そんな小さなことを毎日続けていけば、きっと今よりもっと自分を好きになれるし、少しずつ夢にも近づいていける気がした。

 もしこの本を読んでいなかったら、私はこれからも「どうせ私には無理だ」と思いながら同じことを繰り返していたかもしれない。
 だがガネーシャの言葉のおかげで「失敗をおそれず一歩をふみ出す勇気」や「コツコツと続ける大切さ」に気づけた。
 この本は「自分を変えたい」と思っている人や「夢を見つけたい」「一歩をふみ出したい」と思っている人におすすめだと思う。
 ガネーシャの言葉を思い出しながら、私も今日から少しずつ前に進んでいきたいと思う。

まとめ

 今回の記事はいかがでしたでしょうか?

 この作品は、わかりやすく面白く、どの方にもおすすめできる作品です。まだ読んだことがない方はぜひ読んでほしい作品です。

 本に行けば、多くのお店で取り扱っている有名な作品です。一緒に、明日を良くすための一歩を進めていきましょう!

 それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう!

 

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